NO34『地方の現場から』

 コロナウィルスの影響で大変な思いをしておられるお店、事業所、料飲・旅館組合等を訪ね、現場の切実な声を聴きました。また、そうした関係先に融資等を行って事業経営を支援している金融機関も訪ねました。

 そして、国に届けるべきと思われる声を、何件も文書にして繋がりのある衆参の国会議員にファックスで伝えました。

 その中の一つに、無利子・無担保融資は、政府系金融機関だけではなく、民間の金融機関でも同様の要件で行うことができるようにすべきだというのがありました。
 この件は、既にそういう流れになっていたのだろうと思いますが、その後、地方銀行や信用金庫などの民間金融機関でも、無利子・無担保融資ができるようになり、よかったなと思っています。

 給付ではなく融資ですので、いずれは返さなくてはなりませんが、非常事態を乗り切っていく上において優れて有利なこの融資制度がしっかり活用され、事業継続が図られる事業者が多いことを願っています。

 これからも国の政策が、地方の実情に即し行き届いたものになるよう地方の現場にいる県議だからできる貢献に力を尽くしてまいります。

2020年7月20日