答弁【1.(2)収支均衡の構造化について】

(2)収支均衡の構造化について【部長答弁】

行財政構造改革に関する数点のお尋ねにお答えします。

まず、収支均衡の構造化についてです。
県においては、歳出が歳入水準を上回る、硬直化した財政構造を転換するため、徹底した歳出構造改革に取り組んでいます。

その推進に当たっては、例えば公共事業については、全国水準並みの投資規模への抑制に向けて、事業の重点化等により、投資水準の適正化を進めています。

また、県債の発行については、公債費の長期的な減少基調の維持に留意をしながら、施設の耐用年数とのバランスや地方財政計画、他県の状況等を踏まえ、30年債の導入を推進しているところです。

県としては、今後も、毎年度の地方財政対策等を踏まえ、行政サービスの水準の分析や個別事業の点検等を行いながら、収支均衡した持続可能な財政構造への転換に取り組んでまいります。