令和2年4月臨時県議会【4.医療従事者への感謝支援の気運醸成について】

4 医療従事者への感謝支援の気運醸成について

(1)県民への呼びかけについて

(2)教育現場への指導について

最後に、医療従事者への感謝支援の気運醸成についてお伺いいたします。

先日、これまで新型コロナウィルス感染症対応にかかわってきた或る基幹病院を訪ねて医療担当の関係者の話を聞きました。その時、看護の仕事にたずさわっておられる方が、「辛い思いで心が折れそうになることもあります。それでも、私たちがやらねばと自らを励まして頑張っています。」と語っておられました。特に、看護師さんに小さいお子さんがおられるような場合、保育園などに預けることが不安がられて難しくなるようなこともあるとのことでした。「私たちは、家族も仕事もどちらも大事です。」、そう切実に語られるのを聞いて胸がつまりました。

先に触れましたが、第2号議案において予算措置されています感染拡大防止の事業により新型コロナウィルス感染症患者を受け入れる医療機関は、4病院から18病院に増加し、病床数は現行の40床から320床に拡大されます。

このことは、県民に安心感を与える措置として評価するものですが、これら の医療機関の医療従事者の方々が、不安がられて辛い思いをすることがあってはなりません。医療従事者の方々が、感染リスクの不安の中に身を置きながらも、県民の生命を守るため頑張り続けていくためには、県民の感謝と理解ある温かい眼差しが必要です。県は、そのことに向けて気運の醸成に努めなければならないと考えます。

そのため、県は三つのことにしっかり取り組むべきだと考えます。
その一は、先の述べたことですが新型コロナウィルス感染症患者を受け入れる医療機関が、感染防護のために万全の対策がとれるよう支援すること。

その二は、県が責任をもって感染防護の対策が取れるよう支援していることを明らかにして、受け入れ医療機関の医療従事者に対する県民の不安感を払しょくすること。

その三は、新型コロナウィルスとの戦いの最前線に身を置いている医療従事者への感謝と協力支援を、県民に呼びかけること。
以上であります。

こうしたことにより、保育園では安心して、「大変ですね。お子様は預かります。頑張ってください。」と引き受けてくれるようになること。学校では、先生が生徒たちに、親御さんが新型コロナウィルスにかかわる医療従事者である場合、その家族に感謝し励まそうと指導するようになることを期待します。

この度提案されている感染症対策の事業が、その目的を達成していくためには、医療現場が守られなければなりません。そのためには、新型コロナウィルス感染症に対応する医療従事者への県民の感謝と理解、そして協力支援が必要であり、そのことに向けた気運の醸成が図られるべきと考えます。具体的には、知事からの県民への呼びかけや教育長からの教育現場への指導が望まれますが、このことのつきご所見をお伺いして2号議案への質疑を終わります。

質疑を終えるに当たり、参考資料としてお配りしております「医療現場の声」に触れておきたいと思います。これは、木村拓哉さんが自らの動画の中で紹介している「あるお医者様からの手紙」の一節です。

新型コロナウィルスから人々の生命を守るため、最前線の医療現場で頑張っておられる医療関係者の方々の思いを知る上で参考になると思ってお配りしましたが、この手紙の結びのところの言葉、「ワンチームで立ち向かっている。」が、心に響いてきます。

本県も、村岡知事を中心にワンチームになってコロナウィルスを制し、県民の暮らしと地域経済を守り、一日でも早く平穏な日常を回復していこうではありませんか。このことを訴えて、質疑を終わります。

ご清聴ありがとうございました。