答弁 (1) 県の役割について

1 公共交通政策について

 (1) 県の役割について【知事答弁】

合志議員の御質問のうち、私からは、公共交通政策に関する県の役割についての3点のお尋ねにまとめてお答えします。

バスや鉄道などの地域公共交通は、通勤や通学、通院など県民の日常生活はもとより、地域活性化や観光振興などの面からも大変重要な役割を果たしています。

しかしながら、人口減少や少子高齢化の進展等に加え、長引くコロナ禍の影響により、本県においては、公共交通機関の利用者が減少し、バス路線の廃止や減便が進行するなど、地域公共交通を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。

私は、「安心で希望と活力に満ちた山口県」を築いていくためには、その基盤をなす地域公共交通の維持・活性化が、大変重要な政策課題であると認識しています。
この政策の推進に当たっては、県が、地域の実情を最も把握し、まちづくりの主体でもある市町に対する適切な指導・助言を行うとともに、広域的な公共交通の維持・確保や利便性向上に向けた取組を一層促進する役割をしっかりと果たす必要があると考えています。

こうした考えの下、私は、「やまぐち未来維新プラン」において、「交流を活発化する交通ネットワークの機能強化」や「快適で住みやすい生活環境づくりの推進」を重点施策に掲げ、交流の拡大と生活交通の維持・活性化の両面から、総合的な交通政策を積極的に推進していくこととしています。

具体的には、交流の拡大に向けた一層の利便性の向上を図るため、バス等における交通系ICカードの導入をはじめ、デジタル技術を活用した新たなモビリティサービスの導入や公共交通情報のデジタル化・オープンデータ化などの取組を推進してまいります。

また、生活交通の維持・活性化を図るため、地域住民の日常生活に必要な生活バス路線や離島航路の確保対策に取り組むとともに、地方ローカル線の活性化に向けた利用促進などの取組を推進していくこととしています。

私は、今後とも、国や市町、交通事業者等と連携し、地域公共交通の維持・活性化に向け、積極的に取り組んでまいります。

その他の御質問につきましては、関係参与員よりお答え申し上げます。