答弁 (2) 山口県地域公共交通計画の策定について

1 公共交通政策について

 (2) 山口県地域公共交通計画の策定について【部長答弁】

公共交通政策に関する数点のお尋ねのうち、まず、山口県地域公共交通計画の策定についてお答えします。

令和2年に改正された地域公共交通活性化再生法では、持続可能な運送サービスの提供を確保するため、地方公共団体が交通事業者等と連携して、最新技術等も活用しつつ、既存の公共交通サービスの改善・充実を徹底することが必要とされています。

このため県では、昨年3月に、法の趣旨に沿った法定計画の役割を担うものとして学識経験者、国や市町、交通事業者の連携のもと、多様化する地域公共交通の課題解決に向けた指針となる「新たな地域交通モデル形成に関する取組方針」を策定したところです。

この取組方針には、法定計画に定めるべき地域公共交通の活性化及び再生に関する基本的な方針としての内容を盛り込んでおり、県内市町とその内容を共有しながら、持続可能で利便性の高い地域公共交通の実現に向けて取り組んでいるところです。

県としては、地域公共交通を取り巻く環境変化に的確に対応しながら、引き続きこの取組方針が法の趣旨に沿った法定計画としての機能を十分に果たしていくことを基本に、今後とも必要な改訂や検討を行ってまいります。