答弁【2.(イ)飲食関係の需要喚起について】

1.コロナの時代に対応した県政の推進について

(2)観光宿泊と飲食業及びイベント関係の需要喚起について
(イ)飲食関係の需要喚起について【部長答弁】

飲食関係の需要喚起についてのお尋ねにお答えします。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各飲食店では感染防止対策に懸命に取り組み、来店者数の回復に努めてきましたが、緊急事態宣言解除後も県民の飲食店利用に対する不安は解消されておらず、依然として厳しい状況が続いています。

このため、県では、飲食店を安心して選択し、利用してもらえるよう、各店舗における感染防止対策の徹底と取組状況の県民への周知に取り組んでいるところです。

まず、感染防止対策の実施については、県内の飲食業者で組織する飲食業生活衛生同業組合に対して、ガイドラインに基づく取組が組合員に徹底されるよう、感染拡大が懸念される都度、要請を行っているところです。

また、組合からの要望を受け、コロナ禍における営業や感染防止対策等について、組合員が身近な場所で気軽に相談できる相談員を4名追加委嘱し、飲食業者の支援体制の強化を図っています。

さらに、組合と共同で開催する衛生講習会において、コロナ対策を周知徹底し、今後も定期的に実施していくこととしています。

次に、各店舗における感染防止対策の取組状況の周知については、本年7月、新型コロナ対策に取り組む飲食店を、ウェブサイトや店頭掲示ポスターで広く紹介する「新型コロナ対策取組飲食店応援制度」を創設し、県民が安心して店舗を選択し、利用できる環境づくりを進めているところです。

さらに、今月始まった、飲食店等を支援する第2期の「頑張るお店応援プロジェクト事業」や「Go To Eatキャンペーン事業」とも連携し、取組宣言店の増加を図り、需要喚起につなげていくこととしています。

県としては、今後とも関係団体と緊密に連携し、安心・安全の推進の観点から、飲食業の需要喚起に取り組んでまいります。