平成22年3月定例県議会 再質問 ペレットについて

二回目の質問であります。
藻場・干潟の再生では、また子供たちがアサリ狩りに行けるような干潟の再生を期待いたしております。よろしくお願いいたします。
再質問、時間がありませんので、ペレットに限って再質問をいたします。
ペレットを燃料にいたしましたボイラー、いわゆるペレットボイラーを導入した施設が本県では既に十五施設ありまして、さらに来年開催される国体施設でも導入されるようであります。
今後、積極的な導入が望まれるわけでありますが、設置費用とその後の維持管理を含めたコストが大きな問題になると思われます。原油価格の相場などで大きく異なると思われますが、電気や灯油、ガス等を使用した場合と比べて、どの程度コストに差が出るのか、お伺いいたしたいと思います。
また、参考資料にも載せておりますけれども、徳佐小学校で各教室にはペレットストーブがありまして、また、多目的ホールの床暖房はペレットを燃料として行われておりまして、子供たちに喜ばれております。これから学校施設においてペレットストーブ、ペレットボイラーの導入を図っていくということは、教育環境の整備という面からのみならず、子供たちへの環境教育という面からも望ましく、そのことへの取り組みを期待するところでありますが、このことにつき教育長の御所見をお伺いいたしまして、二回目の質問といたします。

【回答】◎農林水産部長(松永正実君)
ペレット利用に係るコストについての再質問であります。
まず、設備の導入費用でありますが、ペレットボイラーは他のボイラーと比べまして、二倍から三倍程度の額となっております。また、維持管理費の大半を占める燃料費としては、石油価格がやや高目になっております、現時点では、同じ熱量で灯油などとペレットを比較いたしますと、ほぼ同一の価格となっております。
県としましては、ペレットボイラーの導入に当たりましては、初期費用の負担が課題となりますので、国の助成制度などを活用して負担の軽減を図りますとともに、ペレットの利用を促進するために製造や輸送コストについてさらに削減を図ってまいりたいと考えております。

2010年3月30日